被災時、飲料水は支援等で比較的供給されるが、生活用水(炊事、洗面、トイレ、風呂等)の水の確補が困難である。特に、水資源と公園に焦点をあて灘区六甲道駅周辺を紹介する。

阪神・淡路大震災の教訓を生かし、災害に強く安全で安心して暮らせるまちづくりを目指して建設されている公園。また、都賀川は市民の憩の場として、併せて、河川建設の推を凝らして水源として利用できる。河川敷には灘区制70周年記念事業の「夢」タイムカプセルがある。

森後公園

六甲道駅北地区の公園管理組合の管理。
手押しポンプがあり狭い公園だが、マップ作成の原点:災害時に利用できる。

六甲風の郷公園

六甲道北公園とも呼ばれる、8.000平方メートルの防災公園。
地域のオアシスで、地区の集会所「風の家」がある。
地下には防火水槽があり、仮設トイレもある

タイムカプセル「夢」

灘区制70周年記念して作られる。
埋没日 2001年9月1日
開封日 2021年9月1日(灘区制90周年)
夢が埋まっています。開封が待たれます。

琵琶公園

100トンの耐震性防火水槽と防災器具庫を備えている。
琵琶をデザインした歩道タイルが配備され景観を配慮している。

六甲道南公園

「日本におけるイタリア年」(2001年)を記念するコンペで選ばれた若手建築家の作品「イタリア広場」がある。
2006年の第22回都市公園コンクールを受賞